赤ちゃんの夜泣きがひどく全く寝られません

赤ちゃん

夜泣きについて

赤ん坊が、お腹が空いているわけでもない、おむつが汚れているわけでもない、特に理由なく夜中に泣くのが夜泣きです。
早いと生後3ヶ月ぐらいから行い、1歳半ぐらいになると収まります。
一般的には生後8ヶ月頃が一番大声で泣くようで、この頃に親は悩まされ疲れます。

夜泣きの原因は解明しておらず不明な部分がありますが、不安や興奮、眠り方がわからない、ストレス、外部の刺激などが考えられます。
昼間にぐっすり眠らせると、夜眠れなくなるなどもあり、夜泣きは生活リズムを整えるのが、効果的な対処方法です。

泣きやむまで

赤ん坊でも、夜泣きを開始してから泣きやむまでには、個人差があり、それぞれ違います。

まずは3分ぐらい、何もせずに様子を見てみましょう。
泣き始めたら、まずは抱っこせず様子を見て、しばらくすれば、そのまま泣きやみ眠ることもあります。
しばらくしても泣きやまないならば、抱っこしてあやしてみます。
背中を軽くトントンとたたき、ゆっくり揺らし、子守歌を歌ってあげましょう。
ほ乳瓶や乳首を咥えさせると、安心することもあります。
ビニールのガサガサという音や、音楽などを流すと、泣きやむことがあります。

歯が生える頃であれば、歯がかゆいかもしれず、軽く歯磨きをしてあげる、服がチクチクするかもしれず、着替えさせるなども良いかもしれません。
ベランダに連れて行って、外の空気を吸わせるのも、良いでしょう。

このような事を行っても、夜泣きが改善されないとなると、生活リズムを整えてあげた方が良いでしょう。

リズムを整える

・同じ時間に起きて眠る

生活リズムを整えるには、朝は毎日決まった時間に起きるようにします。
朝の6時や7時と決めたら、赤ん坊と一緒に親もおきましょう。
また、昼寝は、生後4ヶ月ぐらいまでは4時間半、6ヶ月目までは3時間半、1歳までは3時間、3歳ぐらいまでは2時間を目安として、それ以上眠らせないようにします。
昼寝は、夕方の5時までには終わるようにしましょう。
夜眠るのは、8時に行うのが良く、この時間になったら赤ん坊を寝かせましょう。

・太陽の光を浴びる

朝起きたときは、赤ん坊を窓辺に移動させ、朝日を浴びさせましょう。
1ヶ月検診後は、昼は電気を付けず、散歩に連れて行き、昼という感覚を覚えさせます。
夜になれば、2時間前までにはテレビのスイッチを切り、部屋を徐々に暗くして、夜という感覚を覚えさせます。
ポイントは、朝は明るく、夜は暗くして、その変化を覚えさせます。

寝る前には赤ん坊と十分にスキンシップを行い、安眠を促します。
お腹を軽く叩く、絵本を読む、マッサージするなど行い、さすってマッサージしてあげます。
スキンシップで赤ん坊は安心し、興奮を和らげて、眠りやすくします。