イタズラが止まらない!効果的な叱り方を教えて!

やんちゃな子供

子供に伝わらない叱り方

子供がイタズラをすると、親としては叱って止めさせようとします。
親としては、早くしなさい、ダメじゃないなどと、直接的な言葉を使い叱りますが、子供にとっては、1日何度も叱られることとなり、しかも行動を止めろと言うことしか言われません。
また同じ調子で言うと、子供は慣れてしまい、叱られていると感じなくなります。

まずは、子供に伝わるようにして、筋道を立ててわかりやすい言葉で叱ります。
危ないことをすれば、ダメじゃないという事ではなく、危ないからダメ、迷惑になるから止めようなどと言います。
ただ筋道を立てるにしても、長い時間をかけて言葉で説明するのは逆効果となり、簡潔にわかりやすく言います。

また褒めることも積極的に行い、褒める回数を多くします。
褒めれば子供はやれば出来るんだと実感し、苦手なことも克服しようとしていき、自信も付きます。
叱るときは、ダメなどとは言わず、子供のやる気をそぐような断定的なしかり方はしないようにします。

頭ごなしに言うのは、叱るのではなく怒っていることとなり、親の気持ちは子供には伝わらず、子供は恐怖心を抱くだけです。

頭に血が上り、子供がイタズラすると、気持ちが高まってしまいますが、叱るときはワンクッションおきましょう。
親の気分で叱るようなことはせず、まずは深呼吸するなど、冷静になって落ち着いてから叱ります。
落ち着けば叱るようなことでもないと思うかもしれず、些細なことは叱らない方がよいでしょう。

出来れば、叱るのではなく、子供の気持ちに共感するようにします。
こうすると良い、これが欲しいんだね、などと子供に共感し、その気持ちを言葉にするのです
このようなすると、子供は親がわかってくれたと実感し、安心します。

良くないしかり方

・人格を否定する

だめな子供、嫌な子などと、人格を攻撃するような言い方は良くありません。
このような事を言われ続けると、子供はネガティブになり、自分はダメだと思いこみます。
そんな事は嫌いだからやめようね、などと言うようにします。
また行動を否定するのも良くなく、もうしなくて良い、何やってるの、などのしかり方も止めましょう。

・人の所為にする

先生に怒られるよ、お父さんに叱られなど、他人を強調して叱るのは止めます。
自分の判断で叱らないと、子供には意味は伝わりません。
また、早く寝ないとお化けが出るよ、など怖がらせて叱るのも良くないです。

・他人と比べる

お兄ちゃんは出来るのに、誰々は頭がよいのに、などと他人と比べるのも良くないです。
比べられると子供は劣等感を抱き、自分にマイナスイメージを持ちます。
そして頑張ってもダメなんだと、努力しない子供になっていまいます。